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〒660-0883
前田耳鼻咽喉科医院
兵庫県尼崎市神田北通1-5
(阪神尼崎駅からすぐ)
E&Eビル2F
TEL 06-6411-6788
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Question |
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●耳について
- ・Q1.耳掃除はどうしたらいいですか?
- ・Q2.こどもが中耳炎といわれたのですが、何に気をつければいいですか?
- ・Q3.滲出性中耳炎といわれて長いのですが?
●鼻について
- ・Q1.鼻血の応急処置はどうしたらいいですか?
- ・Q2.毎年花粉症で悩まされているのですが、対策はどのようにしたほうがいいのですか?
- ・Q3.こどもの鼻づまりが気になるのですが?
- ・Q4.上手な鼻のかみかたは?
●のどについて
- ・Q1.いびきがひどいのですが?
- ・Q2.よくのどが腫れて、熱がでるのですが?
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Answer |
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●耳について
- ・Q1.耳掃除はどうしたらいいですか?
…耳垢は自然に耳の入り口に移動してくるメカニズムが人間にはあるので、無理に綿棒でとる必要はありません。むしろ触りすぎると外耳炎を引きおこしたり、鼓膜を痛めることになりますので、注意してください。基本的には1−2週間に一度くらいの掃除でいいです。
- ・Q2.こどもが中耳炎といわれたのですが、何に気をつければいいですか?
…急性中耳炎の多くはかぜなどが原因です。鼻やのどから鼻の奥の上咽頭というところに菌がたまって、耳管を通って中耳腔内に入り発症します。そのため鼻をしっかりかむことと、鼻すすりが多いこどもにはできるだけ控えるよう指導してあげてください。
- ・Q3.滲出性中耳炎といわれて長いのですが?
…滲出性中耳炎は急性中耳炎や急性鼻炎、副鼻腔炎がもとで発症することが多い、耳の中に水(滲出液)がたまる病気です。痛くないため、発見が遅くなることがありますが、耳のつまった感じがおこり、こどもの場合は機嫌が悪くなったり、テレビの音を大きくしたりして、難聴が生じます。軽度の場合は内服治療で治療を行いますが、中等度以上の場合や長期にわたる場合は鼓膜切開術や反復する場合は鼓膜内チューブ留置術をおこないます。
●鼻について
- ・Q1.鼻血の応急処置はどうしたらいいですか?
…鼻の入り口に柔らかめのティッシュを軽くつめ、小鼻(鼻の両脇の膨らんでいるところ)をしっかりと指ではさみ込むようにして押さえてください。また顔を下に向け風呂桶(ふろおけ)など血液を受けるものがあれば用意してください。5−10分で止まります。上を向くと血液がのどに流れてきて、気分が悪くなったり、息苦しくなったりします。
- ・Q2.毎年花粉症で悩まされているのですが、対策はどのようにしたほうがいいのですか?
…花粉症の対策で必要なことは、アレルギー反応を起こす原因となる抗原(花粉)を吸い込まないことです。そのためには(1)抗原に近づかない、(2)部屋の掃除をする、(3)外出するときには、メガネやマスクを使用する、(4)服についた花粉を払ってから家に入る、(5)家に帰ったら、うがい・洗顔をしっかりとして、鼻をかむ、といったことを心掛けてください。 また、症状がひどくならないうちに、早めに耳鼻科専門医に相談し治療を開始することも必要です。
- ・Q3.こどもの鼻づまりが気になるのですが?
…鼻づまりがあると、よく眠れず集中力が低下し、日常生活を送るうえで大きな影響があります。とくにこどもではなおさらです。 原因としては、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎のほかに、アデノイド増殖症の場合や肥厚性鼻炎や鼻中隔弯曲症などがうたがわれますが、あるいは鼻の奥に異物が入っていることもありますので注意してあげてください。
- ・Q4.上手な鼻のかみかたは?
…(1)片方の鼻をきちんと押さえる。(2)口で大きく息を吸ってこらえる。(3)ゆっくり小刻みに、何回かにわけてかむ。(4)もう一方の鼻を同じ要領でかむ。 その際左右一緒にかもうとしたり、力強くかむのは中耳炎の原因になるのでやめてください。
●のどについて
- ・Q1.いびきがひどいのですが?
…いびきのみであれば、そう心配されることはありません。ただし睡眠時無呼吸症候群といって、寝ているあいだに何度も呼吸が停止し、苦しくて熟睡ができないため日中に異常な眠気をおこす病気があると、居眠り運転などの重大な事故を起こしやすくなります。生活習慣病を引き起こす危険性も高いですので、心当たりがあれば精査をお勧めします。検査にはアプノモニターといって睡眠時に鼻や腕に簡単な装置をつけてもらい、無呼吸の程度の測定を行います。
- ・Q2.よくのどが腫れて、熱がでるのですが?
…扁桃炎を繰り返し起こす場合、1年間に3〜4回以上扁桃炎(のどの痛みや発熱など)をくりかえす場合を習慣性扁桃炎といい、また急性扁桃炎が治りきらずに扁桃炎を起こす場合を慢性扁桃炎といいます。これらは吸入治療や薬物治療、のどの洗浄などの局所治療が中心となりますが、手術治療が必要となることもあります。
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